俺のやりたいこと
誰もが踏み込めない、モンスター級の壮絶な現場に丸腰で入っていくこと。
俺の全能力をかけて、当事者と対峙すること。
当事者と家族(周囲の人)が、穏やかに日常を送れるようにすること。
彼らを地獄から助け出す。
それが、俺のやりたい、たった一つのことだ。
成し遂げた先には、感動が待っているだろう。
3なし
若いときは、「金なし」「コネなし」「学歴なし」の押川だった。
今は「組織に属さず」「国家資格もたず」「助成金もらわず」の押川になった。
いよいよ何もない!
ここからが勝負だ。俺は第二ステージの扉をこじ開け、邁進する!!
コーヒー プレジデント
俺は小学校の三年生の時から、コーヒーをブラックで飲むようになった。近くに住んでいた叔父の影響である。母子家庭だった俺には、この叔父が父親代わりで、何かと影響が大きかったのだ。
叔父は「キリマンジャロの酸味が良いんだ」とか言って、家でも会社でも自分で豆をひいて、丹念にお湯を注いで香りを楽しみ、ゆっくり味わって飲んでいた。
そういう場面に俺が出くわすと、「たけしも飲め」と言って、コーヒーを飲ませてくれた。それは必ずブラックで、砂糖やミルクは入れさせてもらえなかった。小学 ...