警察大学校 講演
今日は、警察大学校で講演を行った。
由緒正しき場所に登壇することができ、
神聖な気持ちを呼び起こされた。
スペシャリストたちの真剣な眼差しを前に、
俺も本気の講演ができた。
終わった後は、非常に清々しい気持ちになった。
今後も一市民として、警察に協力できるよう
頑張っていこうと、改めて思った。
振り向けば詐欺師
暗記が得意なことと頭がいいことは違うし、
知識があるからえらいというわけじゃない。
…ということは、今までにも書いてきたことだけれど
これを忘れたときには、ひとは簡単に詐欺師になれる。
教科書や参考書に書いてあることや、
ちょっと調べれば分かるようなことを、
「自分には知識がある」などと自負して、
ぺらぺらしゃべること自体、馬鹿の始まりである。
スポットライト
「自分は今までの人生において、
スポットライトを浴びたことがない。
たぶん一生、浴びないまま終わるのだろうと思う」
というようなことを、俺に言った奴がいた。
ようするに、ひとから注目されたり賞賛されたりした、
華々しい経験がないと言うんだな。
大抵のひとが、「俺もそんなもんだぜ」と思うのではないだろうか。
だけどみんな、そんなこと ...
新潟へ
昨日はビジネスの話をしに、新潟に出向いた。
俺は若いころに、華道の展覧会で剣山を見ていて、
ふとあるアイデアを思いつき、
新潟にある剣山製作会社に売り込みに行き、
新しい形の剣山を作ってもらったことがあった。
その詳細については、テリー植田さんが昔、
雑誌の記事に書いてくれたことがあるので、
興味のあるひとは、そちらを読んでもらい ...
プロリーマンリーグ
昨日の飲み会で、とても面白い話を聞いたので、
そのままブログに書く。
話をしてくれたのは、某大手企業に勤めるAさん。
いわば職人が集う、「縁の下の力持ち」的な部署に所属している。
言葉は悪いが、花形的な部署ではないし、
出世競争からは、とっくの昔に距離を置いている。
会社員ではあるけれど、完全にアウトサイダーだ。
そんなAさんが、
肩書きや出世 ...
実態
いろんなことを知っていて、
正しいことが何かも分かっていて、
それを誰かに説明したり、教えたりするのが上手なひとって、
けっこうたくさんいる。
だけどそれと、物事がうまくいくかどうか、
ひいてはそのひとの人生が充実したものであるかどうかは、
別物な気がするぜ。
俺がひとつ思うのは、
考えていることや言っていることがいくら素晴らしくても、 ...
プラマイゼロ以上
以前、「頭がいい」ってなんだ? という記事でも書いたが、
普通に考えたら俺みたいな人間が出会えるはずのない、
とてもすばらしい人生の先輩に、俺は出会ってきた。
とくに20代のころは、何かに導かれるように、
そういう出会いが定期的にあった。
だけど思い返してみると、
そういう出会いがあったときには必ずと言っていいほど、
どこからかおかしな奴も寄ってきた。
正義はきっと勝つ
現在手がけている案件が、なかなか進展しない。
俺一人のことだったら、気長に待てばいいのだが
助けてやらなきゃいけないひとがいるため、
そうダラダラとはやっていられないのである。
「もうこうなったら、俺がカチコミにいくしかねーか!」
と息巻いていると、良識ある周囲のひとたちから止められた。
だけど、俺の映像を撮ってくれているフリーのディレクター ...
正直者は……
俺は、正直なひとが好きなんだよ。
でも正直に生きようとするほど、
犯罪や不正は許せないし、
筋の通らない、ぼんやりとした悪いモノに対しても、
嫌悪感を抱き、見過ごせないと思ってしまう
正義は100%通るとは限らないから、
そのぶん、理不尽な目にも遭うし、
窓際に追いやられたり、辛酸をなめたり、
ようするに生きづらい生き方をせざるをえなくなる。
もやもや語り
人生がうまくいかないと嘆いている奴ほど、
もやもやと思い悩むのが好きだ。
もやもやするのは勝手だが、
それを他人様の前でも表したり、
あろうことか他人様に延々ともやもやを語ったりするのは、
少々、お行儀が悪いのではないだろうか。
学生ちゃんくらいの年齢のうちはまだ、
「しょーがねえな」と許してもらえるかもしれないが、
社会人になってまでそんなこ ...
おっさんほど汗をかかねばならぬのだ!
若いときにせっせと働いたり、
金を貯めたりしてきたんだから、
年をとってからは、ラクをして生きる。
それが当然の権利のように生きている、
おっさんや年寄りがたまにいるが、
俺は違うと思う。
人間は、年をとればとるほど、
一生懸命、働かなければならないのだ。
おっさんや年寄りがいつまでも額に汗して働く姿をみせる。 ...
人間になりたい
俺には、仕事を通じて知り合って、
たまに飲みに誘ったりする間柄の若いひとが、何人かいる。
彼らは大きく2つのグループに大別できて、
一方は、将来有望な仕事のバリバリできる若い奴。
もう一方は、そうじゃない奴(笑)。
笑うのは失礼かもしれないが、
正直言って、その2つのグループにある格差は、
笑うしかないくらいに大きい。
ストレス解消法
昨日も打ち合わせでひとに会った。
通常業務(家族の相談や説得移送)の場合、
俺が会って話をするのは、おもに対象者とその家族だ。
だから、俺のペースでスピーディーに進められる。
でもときどき、ごちゃごちゃした難しいパズルみたいな、
やっかいな案件が舞い込んでくることもある。
(今がまさにそんな感じだ)
当然 ...
浮かれどきは危ないとき
長期入院をしていた患者さんほど、
そろそろ退院を……という話が出たとたんに、
急に浮き足だってしまって、他人の話に耳を傾けなくなる。
今まで制限のある生活を送っていたぶん、
「あれもしたい」「これもしたい」と、とめどなく欲求が出てきて、
結果的に、本人にとって良くない方向へ、
どんどん進んで行ってしまう。
この行動は、卒塾を控えた本気塾の塾生たちも同じだ。 ...
面会
昨日は、入院中の患者さんとの面会日だった。
外食に連れ出し、今後について話をした。
彼は、家族に対しては過去にいろいろとやっちゃっていて、
きびしく絶縁を言い渡されている。
しかし、俺からすると、根はいいひとだ。
けっこう真剣な話をした。
彼にとってはキツイ内容だったかもしれないが、
少しはこころに響いて ...
楽しい会議
今日は、ある企画の件で某所に会議に出向いた。
企画をものにするまでの道のりは、けっこう険しそうだ。
しかし今日は、俺がとても信頼&リスペクトしている方との打ち合わせだったので、
結論だけ言うと「楽しかった!」
このお方と話をしていると、
議論になっても楽しいし、
先行きに困難が待ち受けているのが分かっても、
まったく暗い話にならな ...
木の芽どき
今週は立て続けに現場仕事だ!
医療機関への移送と、患者さんの面会、
どちらも説得だな。
こころを研ぎ澄ませて、かからねばならない。
木の芽どきとはよく言ったもので、
俺が携わっているひとたちも、
今の時期は、なんとなくソワソワしている。
このソワソワを、薬や精神療法で落ち着かせるのが医者の役目なら、
“こころ”がないのは困るよね!
俺はこう見えてけっこう気が長いほうなのだが、
“こころ”がない奴とは、関係を継続するのは無理だな。
ほとんどのひとが初めはいい顔をするし、
こころがあるような言動をとる。
だけど、親しく付き合っていくうちに、
こころがない奴っていうのは、
「欲求」(食・眠・性・金・権利など)のところで取引しようとしだすんだよな。
たとえば、俺に金 ...
フリーランスの会
先日、テリー植田氏に誘われて、
「フリーランスの会」なるものに参加してきた。
ラテアート日本一のひとや、
壁に絵を描く日本一のひとなど、
総勢30名ほどのフリーランサーの集いだった。
俺は思った。
「フリーのひとは、いいね!」
一般的には、フリーランスといえば、
=不安定というイメージがあるかもしれない。
...
正直に生きられるという幸福
自分に正直に生きているひとって、どれくらいいるのかな。
やりたい仕事ができているとか、
満足できるほどの金を持っているとか、
そんな表面的なことではない。
他人に迷惑かけてでも、やりたい放題、
言いたい放題やるのとも違うぜ?
もっと心根のところで、自分のあるがままを受け入れて
健康的なこころで、生きられているか。
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