アイスコーヒーに漂白剤、母親殺害しようとした14歳長男逮捕
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「万引責める母親嫌で殺そうと思った」 漂白剤入りのコーヒーで嘔吐やけいれん
14歳の中3息子を容疑で逮捕 警視庁
母親に漂白剤入りのコーヒーを飲ませて殺そうとしたとして、警視庁板橋署が殺人未遂容疑で、息子で中学3年の男子生徒(14)=板橋区=を逮捕していたことが6日、捜査関係者への取材でわかった。
男子生徒は「以前に万引した ...
受験戦争
以前、『「脱施設化」欧米の現実』というブログで書いたが、
アメリカでは、今年上半期(6ヶ月)の間に、
錯乱状態にあり、警察官が射殺した全体人数の4分の1(124人)に、
実は、精神疾患の疑いがあったという(ワシントンポストの記事による)。
先日、長いことアメリカで生活している日本人で、
世界情勢にとても詳しい方に、この件について尋ねてみた。
その方の実感では、射殺され ...
白いうん…
※本日のブログは一部、お下品な表現がありますので
お食事中の方、またお下品な表現が苦手な方は、読まないでください。
先日、白いうんこが出た。
以前も一度、出たことがあるのだが、
体調がマックスに悪いせいである。
で、なんでそこまで体調が悪くなったかというと
説得の現場で、最高潮のストレスが、かかったからだ。
容れ物と中身
横浜市の傾斜マンションの件が、連日テレビを賑わしている。
あるコメンテーターが、「これは、命に関わる問題だ」と言っていた。
住んでいる住民にしてみれば、たまったもんじゃないよな。
これからこういう物件の話しが、
続々と出てきそうな感じですらある。
でも、俺は、こうも思った。
傾いているのは、建物だけじゃない。 ...
こころのコミュニケーション
今や民間の移送会社は乱立していて、
その中で俺を指名してくる家族は
当然のことながら「説得」に期待をかけてくる。
しかし中には、「押川さんが説得してくれたら、
子供も会話に応じて、コミュニケーションのとれる人間になるんじゃないか」
という、とてつもない理想を抱いてやってくる家族がいる。
ちょっと待ってくれ、と言いたい。
なぜなら、 ...
7刷。5万部突破!
おかげさまで、さらに5000部の増刷(7刷)が決まった。
累計52000部!
著名な作家先生に比べたら、小さい数字だが
この分野の本では、異例の売れ行きということだ。
一人でも多くの方に、現状を知っていただき、
国や地方自治体、関係公的機関において、
活発な議論がなされることを願ってやまない。
さて、明日から数日は現場仕事だ!
不確定要素に強くなる
俺は常々、人間は不確定要素の出来事が起きたときほど、
その真価が問われると思っている。
とくに「恐怖」に直面したときには、
哀しいくらい、人間性が丸出しになる。
これは、大企業に勤めている、立派な肩書きがある、
金を持っている等、外側のことは、まったく関係ない。
だけど今は、立派な学歴や肩書きを身につけているひとが増えたし、
法律 ...
6刷決定!
『「子供を殺してください」という親たち』の6刷4000部が決定した。
累計47000部、ありがとうございます!
アマゾンなどネット書店では売り切れが続いているが
リアル書店にはまだ在庫があるようなので、
お探しの方は、ぜひリアル書店でお買い求めください。
今は、出版不況と言われているが、
『「子供を殺してください」という親たち』は、
先の読めない不思議な売 ...
「息子を包丁で刺した」 74歳父親を逮捕、45歳長男は死亡
(以下引用:TBSnewsi 2015年10月18日)
横浜市で、就寝中の長男を刃物で刺して殺害しようとしたとして、74歳の父親が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、横浜市の無職・渡部進容疑者(74)で、18日未明、自宅マンションの部屋で長男の琢磨さん(45)の首を包丁で刺して、殺害しようとした疑いが持たれています。琢磨さんは病院に搬送されましたが、 ...
社会貢献②
子供の問題を抱える家族を見ていると、家庭内で、
社会貢献について考える機会がなかったのではないか、
と思わされることが多い。
親の人生だけを振り返ったときには、
仕事をもち、勤勉に働いてもいる。
別に悪いことをしてきたわけでもない。
では、何がいけなかったのか? と考えてみると、
「自分たちが豊かになる」ことが最優先で生きてきた。
そういうケー ...
社会貢献
この間、コメントに「社会貢献」についての書き込みがあったが、
ちょうど先日、俺は、知人に誘われて、
ドラッカーの研究をしている教授の講義を聴いた。
そこで出てきたのが、「社会貢献」というキーワードである。
何回かある講義のうちの一コマを聞いただけなので、
その先生の言わんとするすべてを理解できたわけではないのだが、
ざっくりいうと、これからの時代、企業を成長させるためには、
「社会 ...
そもそもの話しとして
暇があると、どうやったら家族が保健所を動かせるのか、
どうやったら保健所側も、もっとスムースに家族に介入できるのか、
そういうことを考えている。
最近は、家族が誠心誠意、お願いすれば、
保健師が自宅訪問に来てくれるようにもなった。
(地域によっては、まったくやらないところもある)
しかし、本人が会うことを拒否すれば、それ以上の介入はしない。
選り好み
俺が受けている相談や依頼のケースに限って言えば、
最近、精神科において、入院患者の受け入れ選択権は、
ほとんど病院側にある、ということを、感じている。
患者を受け入れない理由が、病名(この病気の専門医がいないから、など)
にあるのならば、まだ理解もできるのだが、そうではない。
病識がなく、治療を拒否している。暴力や暴言がある。
高学歴で、理屈がたつ。入院後、揉め事を起 ...
凄みあるHONZ 吉村博光さんの書評!
ノンフィクション書評サイトHONZで吉村博光さんに書いていただいた書評が、
先日から、yahooニュースの「ライフ」や、
東洋経済オンライン「今週のHONZ オススメ書評はこれだ」
などに転載されている。
アマゾン・楽天をはじめとする通販サイトでは、売り切れ状態。
本がどんどん成長し、羽ばたいているようだ!
俺の仕事は(本の内容も)、マイナーな分野と捉えられがちだが、 ...
「脱施設化」欧米の現実
アメリカでは、今年上半期(6ヶ月)の間に、
精神疾患の疑いがあり、錯乱状態にあった者が、
警察官により射殺された数は、124人にのぼるという。
これは、警察官が射殺した全体人数の4分の1にあたる。
以下は6月30日のワシントンポストの記事だ。
ちなみに原文は英語で俺には読めないので、
うちのスタッフに訳してもらった。
訳文の一部を ...
なんでも変わっていくのだ!
今になって振り返ってみると、俺がこれまでに出会った、
「この大人は、すごいな」と思えるひとたちは、
驚くほど同じことを言っていた。
その中でも、最近、思い出して噛みしめているのは、
「時代はどんどん変わっていく」ということである。
大学時代に出会った唐木先生なんて、
「暗記は過去のものだから」と言ったことがあった。
ようするに暗記というのは、「すでにあるも ...
凄みある現場の声 『「子供を殺してください」という親たち』
Honz という書評サイトにて、吉村博光さんが
拙著『「子供を殺してください」という親たち』
を取り上げてくださっている。
俺がこの本を書くに当たって、危機感をもって伝えたかったことを、
俺のつたない文章以外の部分からも、読み取ってくれている。
まさに、本が「届いた」のを感じる。
言いっぱなし、書きっぱなしで終わらぬよう
俺はまた ...
母親自殺の巻き添えか? 8歳の男児重傷 本人は重体
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母親自殺の巻き添えか? 8歳の男児重傷 本人は重体
親の自殺に子供が巻き添えになったのか-。
2日午前4時半ごろ、東京都日野市新町の住宅2階寝室で、小学2年の男児(8)が腹や胸など数十カ所を刺されて倒れているのを、父親(53)が見つけた。男児は重傷。
そばで男児の母親(46)も腹を負傷して倒れており ...
上を見るか下を見るか
自分より若い人間と一緒に仕事をするに当たって、
相手が自分の何を見ているかと言えば
「この大人は、どれだけキツいことをしているのか」
ということではないかと、思うのだ。
俺も仕事で、20代の若者の手を借りることがあるのだが、
彼らは最初のうち、言葉にはしないけれども
「押川は、本当に現場に出て仕事しているのか?」
と、疑いをもって来ているのが分かる。
ローカルで生きる
いつだったか災害時のニュースを見ていたときに、
インタビューに答えた現地住民の方が、
「危険情報や安否確認は、LINEなどを頼りにしている」
と言っていた。
そのひとは、こうも話していた。
「小・中学校時代の同級生の情報が、一番、信頼できる」
俺はこの言葉に、ローカルで生きることの強みを感じた。
ローカルというと、「=田舎」という ...