アウト!?
今、追いかけている案件が、
STAP細胞もびっくりな展開になってきて、
さすがの俺も少々、お疲れぎみである。
この間のブログでも「決断」について書いたが、
「自分で決める」ということをしていない人間が、
いかに増えたか、ということを、思い知らされている。
人生これから、という若いひとたちが、
明らかに怪しい団体、危ない場所に、
「友達に誘われたから……」
「会社の上司(学校の先生)に言われたから……」
と、ただそれだけの理由で、
なんの疑いも持たずに、足を踏み入れてしまっている。
「ヤバいかもしれないけど、皆やってるし」
という感覚なんだそうだ。
こういう奴らが、世間では「いい」と言われる大学を出て、
「いい」と言われる大手企業に勤めている。
そのうちに、この国を司っていくようになるのだろう。
彼らに言わせると、俺みたいな、
「おかしーじゃねーか!」「なんだお前!」
とハッキリ物を言う人間は、
一番、怪しくて、近寄りたくない存在らしい。
なんでかと言うと、
「そういう大人に会ったことがない」って言うんだよ。
俺とは真逆の、優しい物言いで、腰も低くて、
何でも「うんうん」と言って話を聞いてくれるような、
そんな大人ばかりが、自分の周りにいたって。
俺が若いときはまだ、おかしいことをしたときには、
「オメエ、なにやってんだ!」って叱ってくれるおっさん(おばさん)が、
周りにけっこういたのにな。
どっちがほんものの「こころ」があるかって話だ。
俺は、本流のタイプではないという自覚はあったが、
どうやらとことん、アウト扱いされる存在らしい。
上等じゃねえか!