俺が唸った! 名言 その2

「論理的だったり理性的だったりすることを崇拝して、

現代のひとたちは知的労働をめざしたり、めざさせたりしますけど、

子どもの頃はかけっこや鬼ごっこ等の、肉体を使う遊びが一番楽しかったですよね。

だから本来私たちは、潜在的には肉体労働が一番好きなんだと思うんですね。

この部分を喪失させてしまったことで、現在は奇怪な事件が増えてしまったのではないでしょうか。

人間としての根源の部分をきちんと見直すことが、これからは最も大切でしょうね」。

                                 (某弁護士)

 

 

俺は最近、自転車に乗る楽しみを再確認している。

ほんのわずかでも身体を動かし、日差しや自然の風を感じることがうれしい。

脳みそやこころにも、エネルギーが満ちる気がする。

 

そして、「あのとき弁護士の先生が言っていたことは、

まさに本質をついていたな」と、思い出したのである。

 

この先生については、過去にもこのブログで触れたことがある。

 

先生は毎月、数百件の案件を抱え、

寝ているとき以外は延々と、それぞれの案件について考えていた。

そのうえさらに、上記のような名言がポッと出てくる。

 

仕事のことだけに頭を使うのではなく、この世界で起きている

ありとあらゆる物事について考えている証である。

先生は常に、“本質”を追い求めていた。

だからこそ、仕事においても成功を収めることができたのだ。

 

俺もますます、本質を追い求めていきたい。

 

そういえば先日のニュースで、上半期のベストセラー本が紹介されていた。

一位は「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」という本で、

百万部近く、売れているらしい。

 

俺は、その本を読んでいないので感想は言えない。

ふくらはぎをもんで長生きできるなら、もんだほうがいいかもしれない。

しかしたとえ長生きできても、中身がすっからかんでは悲しい。

 

死ぬまでにどう生きるか。それが“本質”ではないだろうか。

 

ふくらはぎをもむ時間があるなら、

俺のブログを読んだほうがいいのにな、と思った。