何者ですか
初対面のひとに、「何者ですか」とよく聞かれる。
たしかに、俺の仕事はひと言では説明できないし、
見た目もこんな感じだしな。
最近は、本業のほかにもいろんなことをやっているので、
自分でも、「俺って何者?」と思うことがある。
そんなわけで、数年前から、名刺に肩書きを載せるのをやめたところ、
初対面の皆さんが、ますますポカーンとするようになった。
俺自身は、肩書きに対するこだわりはまったくない。
昔、移送の仕事を始めたばかりの頃、尊敬する弁護士の先生に
「押川剛という名前で、生きていけるようになりなさい」
とアドバイスをもらったことがあるからだ。
しかし仕事をしていると、どうしても肩書きが必要な場面も出てくる。
この間も、ある知人の紹介でひとに会ったときに
「押川さんは、何者ですか」と聞かれた。
間をとりもった知人も、よく分からなかったみたいで、
「その説明をするには、一日では足りません」と答えていた(笑)
だけど「何者ですか」と聞かれるたびに、俺はむしろわくわくしちゃう。
俺もまだまだだな!
顔見て分かってもらえるくらい、もうちょっとメジャーになんなきゃな!
と、自分に発破をかけられるからだ。
俺にとっては、メジャーになる=もっとひと様の役に立つ、
ということなので、今後も張り切って頑張ります!