好きな言葉
「下がる」
「落ちる」
「底」
これらは、俺がとっても気持ちよく感じるワードである。
仕事がうまくいっていないとき、しょーもない失敗をしたとき、
このワードが自分のこころの中に、フッと浮かぶ。
誰かからはっきり、指摘されることもある。
俺は別に、落ち込んだりしない。
むしろ、清々しい気持ちになる。
下がった(落ちた)なら、ここから先は
上に向かって、這い上がっていくしかないし、
底の下には何もないから、かえって気がラクになる。
だいたい、ずっと上がり調子、ずっとトップ、
なんてことは、まずないわけだし。
多くのひとが、それでもせっせと、
「上の下」あたりにしがみつくのだろうけど、
俺は、スパッと落ちちゃう経験を選びたい。
マイナスワードを活力にして、
よっしゃ、もう一回頑張ろう! と思えたときに初めて、
生きる気力が沸いてくるような気がするからだ。