ぶんまわし
この頃、家族の問題に携わるにあたって
親にしても、主たる行政機関の職員にしても
俺と同年代の人間が主流になっている。
この、40代のめちゃくちゃさについては
これまでにもブログでさんざん書いてきたのだが、
なんというか他者への接し方が、あまりにも自己中心的すぎて、
他人を「振りまわす」どころか「ぶんまわす」って感じだ。
自分よりきついことをしているひと、
弱い立場にいるひとの気持ちを想像するアンテナが、
まったくないんだろう、と思う。
その反面、自分の立場を守るための言葉は、ぽんぽん出てくる。
他人のことを考える余裕もないほど、貧しい国になったのだろうか。
奴らは、俺より頭がいいのかもしれないが、
一つだけ、分かってないなあ、と思うことがある。
それは、時代の変化がまったく見えていない、ということだ。
法律だって変わっていくように、生きていくうえでのルールも
時の流れとともに変わっていく。
時代の変化に自分を合わせないような生き方をしていれば、
いずれ、ルールや法律からも逸脱することになる。
他人をぶんまわして生きたツケは、必ずどこかでかえってくるのだ。