いつまでもあると思うな

昨日の著書刊行に関する記事に、

たくさんの「いいね」をありがとうございました。

 

本が売れてくれたら、もちろん嬉しいしありがたいが、

俺の真の目標は、この問題を社会に訴え、

現状の精神保健分野の、機能していないシステムを変えることだ。

 

とくに昨年の精神保健福祉法の改正以降、

本来なら防げたはずの事件が、相次いでいる。

 

加害者に精神科医療を必要としているサインが出ていたにもかかわらず

放置された結果、何の罪もないひとが、無残に命を奪われてきた。

 

今、なんとかせねば! という一心である。

 

そんな俺の「志」は、医療にかかる必要のあるひとが、

しかるべきかたちで医療にかかれるような、

公的機関主体の有効なシステムを作り上げることにある。

 

俺の頭の中にはすでに、システムをこう変えたらいい、というアイデアもある。

それは、今回の著書でも、たっぷり主張している。

 

そして、いずれ「精神保健の分野から、押川が必要なくなること」。

これが俺の最終目標である。

 

ちなみに、俺のところに相談に来るような、

子供の問題を抱えている家族に限って、

時間が永遠にあると思っているようなふしがある。

 

どうみても一刻も早く医療につなげる必要があるのに、

なんだかんだ理由をつけて、事態を動かそうとしない。

 

俺のところに相談に来てまで、「どうしよっかな~」

みたいに悩んでいる家族もいるので、ここでひと言、言っておこう。

 

「いつまでもあると思うな押川君」

 

以上、明日からまた頑張ります!!