御礼!!
テレビを観てくださった方、著書を購入してくださった方、
コメントをくださった方、ありがとうございました!!
今日はすべてのコメントに返事をするのが難しく、
まとめての御礼になることを許してほしい。
幾つか、厳しいご指摘の声もあったが、当然のことである。
とくに、『精神疾患のイメージをミスリードしかねないのでは?』
というご指摘には、真摯に耳を傾けねばならない。
なぜなら、それは俺の意図するところではないからだ。
ブログや著書では、誤解を招くことがないよう、
細心の注意を払って表現してきたし、
俺の考えなども、繰り返し、述べてきた。
今回の番組に関しても、制作サイドはかなり慎重に対応してくれたのだが
それでも、すべてを正確に伝えることが難しいのが、
テレビという世界である。
ならば、今回のようなテーマをわざわざ取り上げるべきではない、
というご意見もあることだろう。
だが俺は、たとえば100の家庭のうち、99の家庭は問題もなく幸せだからと、
残る1つの家庭で起きている深刻な事態に、見て見ぬふりする。
そんな社会のあり方に、迎合する気はない。
なぜならそこでは、「命」に関わることが起きているからだ。
現実を直視したうえで、対応策を真剣に考えていかねばならない。
俺にできることは、悪役を張って、今ある現状をぶちこわして、
関わる人たちの目を覚まさせて、人間と人間のつながりをつくる。
それだけである。
俺のやっていることが、誰かを傷つけてしまったとしたら
誠に申し訳ない、としか言いようがない。
しかし、正直なところ俺は、今回の番組を観たひとから
もっと叱責の声があがることを予想していたので、
皆さんの優しさに驚いている。
お褒めの言葉は嬉しいが、俺には身に余る。
それよりも俺は、
「我が家もそうだ」
「うちの家族も同じだ」
「押川さん、早く提言通りの仕組みを作ってくれ!」
という悲痛なコメントを、切実な思いで受け止めた。
事務所の電話は、今日も鳴り止まない。
気を引き締めて、精進していきたい。