感動、感謝、感激
そういえば、以前、この記事でも書いたが、
俺の友人で、アメリカで仕事をしている奴がいる。
彼は今、アメリカだけじゃなくメキシコなど他の国にも、
自社の工場を建てて頑張っているのだが、そんな彼が言っていた。
「今の日本人には、感動、感謝、感激がない」
たとえば彼が工場を建てているような国では、
仕事があること、働くこと自体に、
「感動、感謝、感激」がある、と ...
無料で●●は困ります
「ラクして●●できる」とか「無料で●●できる」とか、
そんな話が世の中に蔓延している。
そのせいか知らないが、俺のところにも、
金を一銭もつかわず、ひとをこき使おう
という魂胆でやってくる輩が増えている。
そういう輩の大半は、ちょっとした顔見知りだったりして、
「知り合いなんだから…」という理由で、グイグイ食い込んでくる。
俺は本 ...
命なんだよ
俺も時々は、自分が今までにやってきたことを、
振り返ってみたりする。
仕事の質は微妙に変化し、守備範囲も広がってきたが、
俺が言いたいこと、言ってきたことって、
ずーっと同じなんだなってことに気づいた。
それは「命を大事にしろ!」ということなんだ。
病気なのに医療にかかっていない、
違法薬物をやっている、自傷行為を繰り返している、 ...
予測して博打
今や、スマホが一個あれば、何でも調べられて答えが分かる時代だ。
ほんの20年前、俺が仕事を始めたころは、
その場所に出向いて、ひとに会わなければ入手できなかった情報が、
今は検索するだけで手に入るのだ。
「専門家」と呼ばれる職業のほとんどは、近い将来、
不要なものとして淘汰されていくのではないだろうか。
だからこそ現場に出て、ひとが見られない ...
プーさんと俺
小腹が空いたので、事務所のスタッフにスパゲティを作ってもらった。
ミートソースがポロシャツに飛んだら困るので
その辺にあったタオルを首にかけた。
そんな俺を見て、スタッフがげらげら笑った。
プーさんと俺は、似ているらしい。
とくに腹まわりが。
面会
患者さんの面会に行った。
退院に向けて、これからのことを話し合った。
これまで、彼に死ぬほどの目に遭わされてきた家族は、
彼を100%、拒絶している。
そのことは、俺の口から何度も伝えているのだが、
彼はいまいち、理解していないみたいだ。
「過去はたしかにやり過ぎち ...
部屋を見たらすべてが分かる
俺はこういう仕事をしているので、
患者さんのをはじめ、部屋もたくさん見てきた。
家中ゴミだらけ、足の踏み場もないような
“ゴミ屋敷”も、たくさんあった。
もちろん、統合失調症やうつ病など、
病気が理由でそうなってしまっているひともいる。
そういうひとは、衛生面からみても、
早く医療につないであげなければならない。
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初詣!
母子家庭だったので、
“押川”という姓は、母方の姓だ。
母親は宮崎の出身なのだが、
押川姓は宮崎では、珍しくない。
ついでに俺のところは神道の家系なので、
初詣はいつも、宮崎神宮である。
昨日は、今年に入ってようやく、
初詣に行くことができた!
宮崎神宮に一歩、足を踏み入れたとたん、
メジャーのための三拍子
マー君(NYヤンキース)の連勝は止まってしまったが、
それにしても素晴らしい活躍ぶりである。
俺が最近思いついたのは、
メジャーのための三拍子だ。
・頭がつよい
・ハートがつよい
・腕っぷしがつよい
マー君のようなスポーツ選手だけでなく、
それ以外の分野でも、世界で闘えるようなひとは、
この三つが揃っている ...
小山越え
抱えていた大きな案件の一つが、分岐点となる山を越えた。
と言っても小山くらいのもので、まだまだ先は続くのだが。
正直なところ、この案件に関しては、
体力的精神的にきついと思うこともあったし、
これは成就しないかもな…と弱気になることもあった。
でも自分が「やる!」と決めて始めたことなのだから、
ケツも自分で拭くしかないのだ。
よく ...
変わらないストイック
人間の本質的な部分は、
子供の頃から、おっさん、じいさんになるまで、
変わらないものなのかもしれない。
この間、学生時代の古い友人の集まりに顔を出したのだが、
久しぶりに会って「こいつはすげーな!」と思う奴がいた。
彼は、大学卒業後、アメリカに渡っていて、
いろいろ頑張っているらしいことは、たまに耳にしていた。
今回久しぶりにじっくり話を聞いたら、 ...
苦労は買ってでもしろ!!
「若いときの苦労は買ってでもせよ」
とは昔から言うけど、この言葉の意味を、
俺もこの年になってようやく、実感として受け止めている。
「苦労を買う」というのは、例えのようだけど、
そうじゃないと、俺は考えている。
本当に金を払って、苦労を買う。
それこそが、ひとを成長させるのではないだろうか。
たとえば俺の本業は、仕事なので当たり前だが、
きちんと対価をいただいている。 ...
自分より他人が身を助ける
究極に自分のことしか考えていないひとがいる。
俺が不思議に思うのは、それでいて彼らが一番大事なものを
粗末に扱っているってことだ。
それは、自分の命だ。
自分の都合で他人を利用したり、裏切ったり、
そんなことを続けていれば、あちこちから恨みをかう。
場合によっては、命すら狙われることになるし、
殺されはしなくても、自由や尊厳を奪われる生き方になる。
脅しの電話
昨日の昼すぎ、俺の事務所に電話があった。
スタッフが受けたのだが、内容は俺への脅しだった。
俺は、こんなことは覚悟のうえで、日々、仕事に取り組んでいる。
こういうことがあったときは、速やかに110番通報している。
今回も、警察の方々には真摯に対応をしてもらった。
いつもながら警察の対応には、頭が下がるば ...
いい躾からいいオーラが出る
親からきちんと躾けられた人間は、
それだけでいいオーラを放っている。
最近知り合った若い奴を見ていて、そう思った。
彼はまだ学生なんだけど、最初に会ったときから
「こいつはいい奴だな!」と太鼓判を押せるものがあった。
ほかの人間と何が違うのかと考えてみると
挨拶や返事、電話の受け答えといった基本的な所作が、
丁寧で明るくて、スキッとしている。
...
剣山作って50年! 石﨑社長
先日、このブログでも触れたが、
ものづくりのプロ、職人として俺が最高に尊敬できるひと。
石﨑剣山製作所の石﨑社長だ!!
剣山というと、みんな単純に、
あのギザギザした針山を思い浮かべるだろう。
でも実際には、色も形も性能も様々で、
それこそ日々、新しい剣山の追求なんだ。
石﨑社長は50年、常に進化を追い求 ...
人間力
人間力とは何か? という質問をコメントでもらった。
これは、ひと言で説明するのは難しいのだが、
総合的な生きていく力、と言えば分かりやすいだろうか。
たとえば俺の知っているひとで、
会社や部下に不祥事があるたびに、
責任をとって、あちこち飛ばされた経験のあるひとがいる。
だけど彼は、どんな畑違いの部署に飛ばされても、
必ずそこで利益を上げてきた。
責任
前々から言っていることだけど、
責任をとる覚悟のない奴と、一緒に仕事をするのは嫌だな。
責任をとるっていうのは、実は単純なことで、
「最後までやりきる」ってことだと思うんだ。
最後までやりきったときには、結果が見える。
成功か失敗か、二つに一つだ。
成功すればともかく
失敗すれば、そりゃあ金を払ったり土下座してまわったり、 ...
能力のない奴が大企業に就職するコツ
ときどき、大企業に勤めている人間で、
「なんでコイツがこの会社に就職できたのかな?」
と思うくらい、仕事の能力も人間力もない奴に出会う。
俺は、彼らの生態を研究した結果、あることに気づいた。
彼らの共通点は、一点突破の能力がものすごく高いってことだ。
表現力ならぬ「表面力」ってやつだな。
就職試験のような暗記物にめっぽう強いというのもあるが、
もう一つ特徴 ...
分をわきまえる
親は仕事もできて人間として立派でも、
子供にも同じ能力があるとは限らない。
むしろ、二世は一世に劣る。
そういう見方が一般的ではないだろうか。
そこで、本当に物の分かっている親は何をするか。
子供に、「分をわきまえる」ことを教えるのである。
たとえば、ある大企業の社長は、行きつけの鮨や(銀座の超有名店)に、
決して自分の息子を連れ ...