眠りの間に……
俺はどうやら、寝ている間にも色んなことを考えているようだ。
時々すごい発見をしたり、すごいことに気付いたりするので、パッと起きてメモをとる。
メモをとるうちに、まだまだ本質に辿りついてないな……と思い直すこともある。
そういうときは、ションベンをしてペットボトルのお茶を飲んで、
さあ、また考えるぞと気合いを入れて再度、寝る。
次に目が覚めた時には、納得のいく答えが出ていたりする。 ...
エセの狂気をぶっつぶせ!
三重の女子中学生殺害事件で、
18歳の少年が強盗殺人などの容疑で逮捕された。
この少年は、事件を起こしたあとも、普通に学校に通い、
ツイッターでは、事件への驚きのコメントまで書いていたそうである。
警察の発表によれば、金目当ての強盗で、
衝動的な殺人だったのではないかとみているようだ。
だが俺は、決して衝動ではなかったと考えている。
ガタガタでも頑張ってます!
ひさしぶりに帯状疱疹が出てきた。
40歳を迎えたころから、身体のあちこちにガタが来るようになった。
今まで、他人様よりは多少、身体を酷使してきたからな。
しかたないことではある。
しかし、非常に分かりやすく身体がガタガタになっているので、
ある意味、清々しくもある。
身体が下り坂なぶん、心は明るくいこうと思う。
さて、トキワ精神保 ...
武士道
仕事の成果が出なくて悩んでいた時期に、
尊敬する年輩の方から、こんなことを教えてもらった。
「稲作の収穫は年一回。
収穫を慌てる奴は、実入りも少ない。
一年に一度、結果が出るくらいの気持ちでいればいい」
それがお百姓さんの生き方であり、
武士道にもつながる、と言うんだな。
なるほどなあと思った次第である。
俺 ...
絶対貧乏したくない!
昨日のブログでも書いたように、
俺のところには、詐欺にあった被害者からの相談がよくある。
それも、「騙されて金をとられた」という単純なものではなく、
本人も気がつかないうちに、詐欺の一味に組み込まれていた、
というようなケースが、とても多い。
本意ではなかったとは言え、犯罪に加担していたことにもなり、
たしかに「被害者」ではあるのだが、「加害者」にもなってしまっている ...
デート商法、投資用マンション詐欺
少し前に、このブログでも結婚詐欺について取りあげたが、
今、デート商法で投資用マンションを買わせる詐欺が多発しているらしい。
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(引用:YUCASEE media 2014年01月27日)
投資マンション・デート商法、白衣の天使狙う「詐欺師の進化」
独立行政法人「国民生活センター」はこのたび、年々増加している投資マンション詐欺 ...
名古屋 車暴走殺人未遂事件②
昨日の記事の続きである。
俺がこの仕事を始めたばかりの頃、移送の対象となるのは、
学術書に出てくるような典型的な症状を呈している、
統合失調症や重度のうつ病を患った方がほとんどだった。
しかし十年くらい前から、
薬物依存症やパーソナリティ障害を対象者とする相談が増え、
業務も移送だけでなく、病院確保や面会、自立支援などに拡大していった。
今ではそちらのほう ...
名古屋 車暴走殺人未遂事件①
23日に名古屋市で起きた、車暴走殺人未遂事件である。
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(引用:毎日新聞 2014年2月24日)
乗用車が歩道の人だかりに突っ込むと、衝撃音と共に悲鳴が上がった--。多くの買い物客らでにぎわう休日の名古屋駅近くの笹島交差点で白昼に発生した暴走車両による無差別の殺人未遂事件。大野木(おおのぎ)亮太容疑者(30)が現行犯逮捕さ ...
自由という不自由
「自宅で父刺殺の疑い 22歳長男を逮捕 愛知・美浜」 2月24日朝日新聞デジタル
尊属殺人やストーカー事件など、
家族間や夫婦間、男女間といった、
基本的に「民事不介入」と言われるところでの犯罪が、
立て続けに起こっている。
俺のもとに舞い込む相談も、最近はそういうのばかりだ。
「殺す」「殺される」という言葉までサラッと出てくるから、
物騒なことこの上ない ...
「家」という呪縛
俺がいろんなひとと話をしていて、たまに驚いちゃうのが、
「いい暮らしがしたい」「いいところに住みたい」
という願望が強いひとが、たくさんいるという事実。
六畳一間のアパートに住んでいるひとが、
「二部屋あるアパートに住みたいな」と言うのとは違うぜ?
大手企業に勤めて高収入を得ていて、
すでにちゃんとした住居を持っているようなひとが
「もっといい家に住みたい ...
カモられない極意
こんなニュースが出ていた。
「雪かきボランティアを装った振り込め詐欺に注意! 山梨県が呼びかけ」
雪かきボランティアを装った振り込め詐欺や、
個人情報の詐取が行われているらしい。
災害まで瞬時に利用して、金を奪い取ろうとする奴らがいる。
嫌な世の中であるが、これが現実でもある。
俺が見たり聞いたりして知る限り、
浅田選手、素晴らしかった!
フィギュアスケート浅田選手、
素晴らしかったな。
俺はフィギュアスケートにはまったく詳しくないのだが、
さすがに浅田選手は知っている。
一昨日のSPが終わって昨日、
仕事の打ち合わせでひとと会ったんだけど、
いい歳したおっちゃんたちまで「真央ちゃん……」
とか言ってへこんでいた。
国(国民)の期待もマスコミへの露出も、 ...
イエローカード
「面白い仕事がしたいなら、
人生をスムーズに来ている奴とやっちゃだめだ。
徹底的にどん底を味わっている奴、
イエローカードをためまくっている奴とやれ!!」
尊敬すべき人生の先輩に、そんなことを言われた。
深いな!!
生気る
年初の書き初めで俺は、「生気る」と書いた。
少し前まで、俺にとって「生きる」とは「生切る」だった。
俺は、だらだらとした人間関係を好まないので、
それまでどんなに密に付き合ってきたひとでも、
「もうお互いに刺激しあい、成長しあえることはないな」
と気づいた時点で、スパッと関係を断ち切ってきた。
でもだんだん年をとるごとに、
自らし ...
死んで残るもの
死ぬときに何を残すか。
四つに大別される気がするな。
こころ/もの(絵や小説などの作品)/金/なにも残らない
俺にできるのは【こころ】ぐらいか。
今の時代、【金】を残そうと躍起になっている人が多い、
そんなふうに感じる。
生きている間に何を持とうと、
あの世にまでは持って行けないのにな。
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日本の精神科医療の現実③
昨日の記事では医師にばかり焦点をあててしまったが、
日本の精神科医療のグレーゾーンは、
もっと全体的な構造にある。
法改正含め、国の方針もそうだし、
医療機関のなかで、役割が細分化されていることもそうだ。
医師も看護師にしてもソーシャルワーカーにしても、
それぞれが、専門の役割を担っている。
個別にみたときには、より、プロフェッショナルになっているとも言え ...
日本の精神科医療の現実②
以前、「俺は何のスペシャリストか」という記事でも書いたけれど、
昨年6月に改正された精神保健福祉法の施行(4月から)が迫ってきた。
この法改正の肝となっているのは
保護者の義務規定の削除など、家族の負担を減らすことであり、
患者を、地域や社会で受け入れていこうという方向性である。
これにより今後、精神科医療にまつわる諸々のことがどう変化していくのかは、
もう少し時間を ...
日本の精神科医療の現実①
2014年2月11日の読売新聞に、こんな記事があった。
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(以下引用:読売新聞 2014年2月11日)
精神科の薬を一度に大量に服薬した患者の搬送を受けた救急医療機関が、2012年は全国で少なくとも156病院に上り、うち約3割にあたる46病院は年間50件以上搬送されていることが、読売新聞の調査でわかった。
服薬したのはいずれも医療機関でしか処方できない薬で、抗うつ薬、 ...
消費と大衆化
東京都八王子市では17歳の女子高生が、交際相手に刺殺され、
足立区では50代の女性が、元交際相手に刺されて重傷を負った。
俺は以前、「異常な言動 クリスマス前が最高に激化する」という記事で、
バレンタインの時期にも、こういった事件が起こりやすいことを書いた。
大雪が続くなど天候も不安定だ。
身に覚えのあるひとはとくに、身辺に注意してほしい。
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