幸せの前借り
スキージャンプの高梨選手は残念だった。
日本どころか世界中からも「金」確実と言われていた彼女だが、
俺は、もしかしたらメダルは厳しいんじゃないかと予想していた。
結果が分かったうえで言うなんて、後出しだと思われちゃうかな?
もちろん、高梨選手が才能も実力も努力も兼ね備えた
素晴らしい選手だということは、素人の俺でも分かる。
存在を生きる
昨日の記事を読んで、
「この件って、今の世の中を象徴していますよね」と
俺に言ってくれたひとがいたが、本当にそうだな。
金になるならなんでもいい。
そして「おかしいな」と思いながらも、
その悪巧みにのっかるひとたちがいる。
受け取る側も同じだな。
耳障りのいい言葉やストーリーを聞かされたり、
弱いふり、優しいふりをされたりしたとたんに、 ...
現代のベートーベン
「現代のベートーベン」を騙っていた男の真実が明るみになった。
俺はこのニュースに、あまり驚きはなかった。障害を売り物にして金やらなんやらを搾取していく奴らは、
いつの時代にもいるものだからだ。俺が関わってきた精神障害の分野でも、心の病気を装った犯罪者たちを、腐るほど見てきた。
今回の「現代のベートーベン」がやっていたことも、障害者ビジネスの一つと言えるし、俺からすると、生活保護の不正受給と同じだ。行政じゃない別のところ(一般の人 ...
都知事選に行ってきた
選挙に行こうと思って外に出たら、
雪はほとんどなくなっていた。
昨日の大雪が嘘みたいだな。
今回の都知事選は、まったくもってくだらないよな。
候補者もなんだかワケが分からないのばっかりで、
本気になって勝負するために出ているというよりは、
金のため、メシを食うため、売名のため……
みたいな匂いが、プンプンする。
泡沫候 ...
大雪
大都会新宿が雪国になったかと見紛うほど雪が積もり、
まだなお横殴りに雪が降きつけるなか、ある方の一周忌に行ってきた。
傘を握った手は、あっというまにかじかんでしまい、感覚がなくなった。
一歩一歩を踏みしめて歩かないと滑ってしまう。
だが俺の心は、また○○さんにお会いできるという思いで弾んでいた。
一周忌にこんな大雪が降るなんてね……と、
俺は歩きながら、心の中で○○さ ...
この国のゆくえ
昨日のメイカームーブメントの記事には、
いいねボタンを押してくれたひとがたくさんいた。
俺のふだんの記事よりだんぜん多いぜ(笑)
でも俺は思った、みんな意外と、
この日本という国がどこへ向かっているのか、
いつか、どっかの国に、まるごとやられちまうんじゃないか、
そういう不安や猜疑心を抱きながら生きているんだな。
ニュースで報道されていることなんて、
全部が100%の ...
メイカームーブメント
俺の大学の後輩で関良太郎という男が、ブログをやりはじめた。
関良太郎のガチ! メイカームーブメント from シリコンバレー
通学時期はかぶっていないのだが、
関も唐木幸比古先生のゼミの学生だった。
俺は中退後もよく唐木先生に会いに行っていたので、
そこで知り合ったのである。
俺にとっては、弟弟子みたいなもんだ。
こいつはサラリーマンだったのだが、
6年 ...
ハートに来ない
ちょっと前に相談に来た家族の話。
「子供にやりたい放題やられちゃって困っている」
というので相談を受けたのだが、
親のほうも、どこまでいっても自分たちのことしか考えてないというか、
とにかく即物的な話ばっかりするんだよ。
だから俺は、言ったんだ。
「あなた方の話はね、俺のハートに来ないんですよ!」
そしたら、相手がひと言。 ...
できる!やる!
仕事なんて、不確定要素ばっかりなんだよ!
だから、「こうしたいな~」というあやふやな気持ちではなく
「できる!」「やる!」という強い気持ちが大事なんだよ! !
ということを、自分に言い聞かせながら生きている今日この頃である。
それにしても、強い志、意思をもって生きているひとが、
この国にどれくらいいるのだろうか。
別に「国を変える」「社会を変 ...
2014年の押川
2014年も、すでに一ヶ月が過ぎてしまった。
旧暦で言うと2月からが新年ということなので、
ここからまた、気持ちも新たに、頑張る所存である。
さて、俺は、このブログではかなり言いたい放題、
まったくもって素の俺でやってきた。
おかげさまで読者数はぜんぜん増えていない(笑)。
それどころか、【俺の人生哲学~『探偵物語』】という記事で、
60点のとり方
つねづね自分に言い聞かせていることでもあるんだけど、
「他人のことで努力する」
「他人の話を聞く」
この二つをやるだけで、人生の60点はとれると思っているんだな。
でもこれってけっこう難しいんだよな。
たとえば好きになった相手にだって、
続けられるひとは、少ないと思うぜ。
みんな、最初は喜んでやるんだけどな。
そのうち ...
心
人生には方向転換しなきゃいけないときがある。
そんなとき、たいていのひとが不安になるけど、
ちゃんとした人間関係 ― 心をもってひとと接する ― ができていれば、
絶対にあやまった方向転換にはならない。
自分のことを、心の片隅においてくれているひとがいるからだ。
ということを、新宿二丁目のママが言っていた。
胸にしみるな。
俺が扱 ...
俺が……
昨日は出張から戻ったところで、警察に足を運ぶ羽目になった。
実は昨年、トキワ精神保健事務所の問い合わせを通じて、
俺に仕事を頼んできた人がいた。
スタッフからその内容を伝えられて、
「俺が受けられるものではなさそうだな」と思った。
なぜかはここでは詳しく書けないが、
とにかく俺の手の出せない類の、ヤバい案件だったのである。
翌日には早朝8時に、しかも俺を名 ...
「あーでもない、こーでもない」
「あーでもない、こーでもない」とはどういうことか?
という質問を、昨日のコメントでもらった。
俺はこういう顔なので、独裁者みたいに思われちゃうんだけど(笑)
実はとっても気が長いし、他人さまの話を聞くのは大好きだ。
だから、会議なんかの場で、俺の意見に「それは違う」と反論されると
「おっ!?」と楽しくなっちゃうし、
他人さまの考えや思うことはどんどん聞きたいと思ってい ...
参りました
ひとにはっきりと物を言うことは、
自分をさらけだすことだ。
だから、他人からはっきりと物を言われて、
あーでもない、こーでもないと返す奴ってのは、
自分をさらけだすのが嫌で、そうしているのである。
自分をさらけだすのが嫌なのは、自信がないからではない。
実は、「自分は相当すごい人間だ」という自負があるからだ。
根拠もなくそんな自信 ...
面白く生きる
この間のブログで、60、70代になっても現役バリバリの
元気な男たちのことを書いた。
そのなかでも「すごすぎる!」と思うひとがいて、
俺は彼に、そこまで素敵でいられる秘訣を聞いてみた。
答えがまた素敵すぎたので、ここで紹介しておく。
「仕事もプライベートも、面白い奴とだけ会っておけばいいんだよ」
これは、単にトークが面白いとか、ノリがいいとか ...
みんなアスリート
働くという選択肢を選んだ以上は、
誰もがアスリートだ。
「私はデスクワークだから」「私は派遣だから」……
そんなぬるいことを言っていたら、あっという間に席がなくなる。
高く目標を掲げ、常に自分を痛めつけ、鍛える。
それをやらなければ生き残れないのが、
今の時代なのだ。
みゃーみゃー言うな
俺は、「ストレス」というものを感じない人間である。
ヤバければヤバいほど、苦しければ苦しいほど、
楽しいと思ってしまうところがあるからだ。
だから世間で言うところの「ストレス解消」なんてものも、必要がない。
だけど唯一、俺が「ぐへー」となることがある。
それは、仕事の細かいところで、
「あーでもない、こーでもない」と言われることだ。
失敗をチャンスに変える秘訣
自分が失敗したり、力不足だったりして、
苦しい、キツい状況に陥ると、
たいていのひとは、楽なほうに流れがちだ。
たとえば、安易に金で解決しようとしたり、
自分の身内や、自分より立場が下の人間に助けを求めたり…。
あるいは、ちょっと立場が上のひとにゴマをすって、
トップに話を持っていってもらおうとしたり。
ようするに、自分にとって簡単な方法、楽なやり方で、ことを収めようとする。
自慢できるほどの貧乏
60代、70代になっても、現役バリバリどころか、
もう一旗あげちゃうんじゃないの? っていうくらい、
活躍しているひとがいる。
最近の俺は、そういう年上の男たちと
一緒に仕事をする機会に恵まれていて、
毎日が楽しくてしかたがない。
酒を飲んだりもしながら、彼らの生き様を教えてもらううちに
俺は、彼らの共通点を見つけた。
とにかく、上がり下 ...